こんにちは。
すあんです。
今日の記事は書評です🙂
アウトプットのための本です。
「黄金のアウトプット術」
著者は成毛 眞氏。
マイクロソフト日本法人のCEOを勤めた方です。
ニュースや、コラムなど、目にした記憶があります。
TwitterのTLに流れてきたのを目にして読んでみました。
では内容レビューしていきましょう!
アウトプットには必ず必要なコト。それは「編集」
アウトプットに必要なもの。
それは「編集」です。
つまりアナタ独自の切り口や、アナタのオリジナルの意見、感想。
アナタの実体験。
インプットされた情報に対して「アナタしかできない味付け」
があるかどうか。
それこそがアウトプットに必要なことです。
ちなみにですが、「いいね」はアウトプットではなく、”リアクション(反応)”であるとこの本では定義されています。
「いいね」はあくまで誰かのアウトプットに対する反応であって、自分の考えや知見を加えた作業が無い。
「自分」の付加価値が無い。
例えば、もっとわかりやすくまとめ直してあるとか。
他の例えを追加して理解を深めたり、その人の経験談を交えたりとか。
アナタが介在したことで
何らかの追加の価値が生まれているか。
てことです。
「いいね」だけだと右から左に流しただけ。
・・・というと「アウトプット難しい!」
と思われるかも知れませんが、まあ難しく考えず、「文章でも写真でも動画でも、とにかく自分なりの追加要素を加えて何かを生み出すこと」
は全部アウトプット。
シンプルに考えましょう。
TV、SNS他インターネット上の情報、雑誌、本など、アナタも日々様々なインプットしてるのではないでしょうか。
情報過多と言われているくらいなので、インプットに関してはそれこそ、人間が一生に知ること以上の情報が溢れていて取り入れる情報は取捨選択しないといけないくらいですよね。
では、アウトプットはどうでしょうか?
ブログ、SNS、手帳に日記、またはスピーチやプレゼンなど、これもいろいろ媒体はあると思いますが、日々の生活の中でインプットとアウトプットを対比させると
インプット9 : アウトプット1
くらいの割合になってませんか?
僕はなってました。笑
それもあって練習のためにブログを始めたというのもあります。
アナタも、改めてアウトプット始めてみませんか?
アウトプット大事なのはわかった。でもなんでアウトプットするの?
これの答えは単純に「メリットがある」からですね。
そのメリットとは何か。
ひとつは「稼げる」。
文章を書くことでわかりやすく例を言えば、稼ぐブロガーさんは月数万~数十万稼いでる方もいるとか。
しかし話はブロガーさんに留まりません。
考えてみてください。
普段会社づとめしている人は、毎日の日報、提案資料、報告書、などなど。
「文章を書く」という行為は毎日やっているはず。
単純に「書く=稼ぐ」の図式だけでなく、ビジネスシーンでも日常生活でも
顧客と話す時、上司、部下、同僚へのいわゆる”報連相”。
家族や友達と話すとき、LINEするとき、Twitterするとき。
アウトプットが上手い人は評価もされやすい、好感をもたれやすいことも多いのは明白です。
文章でも対話でも、伝える内容はわかりやすいほうが良いに決まってます。
- 難しい話を難しく話す人→普通の人
- カンタンな話を難しく話す人→愚かな人
- 難しい話をカンタンに話せる人→賢い人
という話を聞いたことがありますが、まさにこれですよね。
ビジネスシーンでもプライベートでも
アウトプットの能力が高い人は好印象を持たれることが多いのは自然なことです。
アウトプット良いのわかったけど、どうやって練習すれば良いの?
ただ、アウトプットって実践で練習しないとダメですよね。
「よし、大事だな!」と思って、アウトプットの仕方の本を何冊も読んじゃう人。
実践しないと上手くなりませんぞ。笑
自転車やスキーと一緒で
初心者入門の本を100冊読んでも
上手くはならない。
転びながらでも、やってみて、できるようになったと思います。
本書の中では、アウトプットの練習方法についても紹介されています。
ブログやSNSでの発信はすでに触れましたが、それ以外だと
- 落語を聞く
- プレゼン動画の宝庫、「TED」を見る
アウトプットの練習のための様々な手法が紹介されていました。
話が上手くなりたければ話の上手い人の話を聞く。
「門前の小僧、習わぬ経を読む」ってやつです。
浴びるように聴き込めば自然と身につく。
僕も試しに落語の動画を見てみましたが、聞き入りました。で、笑ってしまう。
全部計算して狙ってやっているのだろうと思うとやはり落語家さんはスゴイなと思いました。
他にも細かくプレゼン資料の作り方や、話し方などいろいろ紹介されてましたが、詳しくは著書を見ていただいたほうが良いでしょう。
まとめ:アウトプットするなら自分の切り口で”編集”しよう!
というわけで
アウトプットをおすすめする本の
アウトプットでした。
僕もブログ書いて改めて思ったのは、「他人が初見で読んでもわかりやすい文章を書く」
というのは実は結構難しいのだな、と思いました。
実践練習が必要です。
つい、自分が個人的に書きたいこと書きたくなって、そのブログの記事の主題とずれたり。
言い回しや、助詞(てにをは)が変だけど
直しても変で、結局一文まるごと差し替えるとか。
難しいですね。
このブログも
なんだかんだで一ヶ月半くらい、30記事と、今の所続いてます。
文章書くのは結構好きかもしれないのは幸いです。
アウトプットすると自分のアタマの整理にもなりますし、今はほんとにツールはたくさんあるので
アナタも何か始めてみるのはいかがでしょうか?
ブログやnoteでも良いですし、Twitterやインスタグラムは手軽に始められるのでおすすめですね。
日記代わりにしている人も居るみたいですし。
というわけで「黄金のアウトプット術」。
気になった方はぜひ読んでみてくださいね