今日のお題は参加したセミナーの感想です。
「がんばっているのに報われないあなたへ(#みかチャンコ)」
です。
タイトルがストレートで良いですね。笑
アナタは普段の生活の中で
頑張ってるのに結果が出ない
努力してるのに成果につながらない
何をやってもうまくいかない
今のまま頑張り続けて良いのかな…
他の人は上手くいってるのに自分はうまくいってない…
こんなことに悩んだり、苦しんだりすることってありませんか?
僕はあります。笑
しょっちゅうです😅
でも、もしかしたら僕以外にも
同じようなことで
日々を悶々としている人も
たくさん
いるかもしれませんね。
今回参加したセミナーはそんな人達にうってつけのお題。
「がんばっているのに報われないあなたへ(#みかチャンコ)」
頑張っているのに報われない人は何が良くないのか?
どうすれば良いのか?
このセミナーでは、一つの答えを示してくれたと思います。
先に書きますが、このセミナーは
- 「頑張らなくても良いんだよ」
- 「報われなくても幸せになれるよ」
- 「そのまま、あるがままでいよう」
そういうセミナーではありません。笑
「報われない人には何が足りないのか?」
「報われない人がやっていない、できてないことは何か?」
を、ちょっぴり厳しめに
気づかせてくれるセミナーです。
カレーで言えば
中辛くらいの辛さです😄
■頑張ってるのに報われない人に足りないもの
■頑張ってるのに報われない人に足りないもの頑張っているのに報われない。
そういう人にはできていないこと、やれていないことがあります。
最初に、それが何かを書きますね。
STEP1:
頑張る→努力にする。
STEP2:
目的が本当に必要性を感じているか判断。
STEP3:
自分を凡人と認識して、努力の量を正しく設定できているか。
STEP4:
目的のデッドラインを決める。
(できればさらにリスクも取る or 先行投資する)
それぞれ、どういうことか、セミナーの流れを負いつつ、一つずつ見ていきましょう🙂
スピーカーお二人のご紹介
内容に入る前にスピーカーのお二人をご紹介しましょう。
これはお二人の
Twitterのプロフィールを見ていただければ早いでしょう。
すぎみかさん(杉山 美香さん) https://twitter.com/sugiyama117?s=17 | チャンコさん(中田 潤一さん) https://twitter.com/izulnakata?s=17 |
お二人とも、なかなかスゴイ経歴ですね。
超有名企業でお勤めのあと、独立し、キャリアコンサルタントとしても
事業者としても
ご活躍されています。
セミナーの中では数多くの営業の現場や、たくさんの人のキャリアと向き合ってきた経験に裏打ちされた
エピソードも盛りだくさんでした。
では、内容を追っていきましょう~。
STEP1:頑張る→努力にする
アナタは普段、「頑張って」いますか?
「そうだよ、頑張ってる!」
と思っている人は多いかもしれませんね。
ほとんどの人はみんな
頑張っていると思います。
ではその頑張り、報われていますか?
…どうでしょうか。
報われている!
と言えるでしょうか。
僕は「報われてはいないなぁ…」
と思いました。
ここで
できていないことの1つ目。
報われていない人は
「頑張っている」けど
「努力」になっていない。
では「頑張る」と「努力」の違いとは何でしょう?
この問いに対する
セミナーでの解答はこれです。
「目的があるかどうか」。
ここでスピーカーの
チャンコさんのお話を紹介します。
チャンコさんは過去、とある人のキャリアコンサルを担当していてこんな相談があったそうです。
Aさん:
「チャンコさん、僕はもう限界です。
3年くらいずっと頑張っているけど、全然報われない。
自分は深夜まで残業しないと帰れないのに、他の人は定時で帰宅したりしてる。
何が違うのか、一体どうすればよいのか…」
チャンコさん:
「Aさん、それ何のためにがんばっているんですか?」
Aさん:
「え…?」
こんなやり取りがあったそうです。
毎日、目の前のことを頑張るだけの人。
そういう人は他の人から仕事を押し付けられたり、仕事を増やされたりしやすく、自分の思うように仕事ができない。
自分だけ
どんどん消耗していき、成果にもつながりにくい。
そしてその悪循環の
サイクルができてしまう…。
しかし。
目的が明確な人はそうならない。
「これはやらない、でもこれはやる」
「あれは○○くらいまではやるけど、それ以上はやらない」
「その仕事は利益は少ないけど将来の自分の役に立つからやる。でも○○くらいまで」
そうやって、やる、やらない、どれくらいやる、をキッチリと切り分ける。
なんなら断ることもできる。
それができるのはその人の目的が明確だから。
何を優先して、何を後回しにすればよいか。
何を拒否すればよいかがわかってる。
目的が無く、「目の前のことを一生懸命やるだけの人」
は、他の人から見てとっても便利な人なのです。
だから他の人から余計な仕事が回ってくる。
だって、真面目にやってくれるから。
そりゃ頼みますよね😅
そして、悲しいことに余計な仕事を回してくる人って、結構いるものです。
アナタの隣のあの人。
向かいにいるあの人。
アナタに何か
押し付けてきたりしていませんか?
そして自分のキャパシティー以上に引き受けたりしていませんか?
その仕事、本当にアナタの目的に必要な仕事ですか?
STEP2 その目的は本当に大切か?批判的環境に身を置く。
STEP1は目的があるのか無いのかが重要、という話でした。
STEP2はその目的を決めた後の話です。
「目的は決めたぞ。もうこれで大丈夫!」
…とはならない、ということです。
例えばその目的に対して誰かから、こんな風に聞かれたらどう答えるでしょう?
「その目的、なんで決めたんですか?理由は?」
「それ、意味ないですよ。こういうのにしては?」
「アナタは意思が弱いから、それでは達成できないと思います」
アナタが立てた目的に対して、このように批判的な言葉を投げかける人はきっといます。
それに対して、「誰になんと言われても、こうしたい。その理由は―」
「いつまでに絶対こうなりたい。それは○○だから―」
と、自分の立てた目的を押し通すだけの
「自分だけの必要性」があるか。
”ミッション(使命)”
という言葉に言い換えても
良いかもしれませんね。
「自分にとって、絶対に必要な目的なのだ!」
と心の底から信じられるくらい
掘り下げて考えられたかどうか。
それが重要なのです。
ただ、一人でそれを考えるのはどうしても難しい。
だから、誰かに見てもらう。聞いてもらう。
信頼できる家族、友人。
キャリアコンサルタントでも良いでしょう。
その目的が本当に自分にとって必要なのか、あえて批判的な環境に身を置く。
第三者に客観的に批評してもらうことで
本当に自分にとって必要な目的なのかがあぶり出される。
誰かの些細な一言で
腰砕けになるような目的では「必要性のある目的」とは言えない。
その目的、本当にアナタにとって必要な目的ですか?
STEP3 自分を凡人と知る。だから地道な努力を継続できる。
アナタは自分を凡人と思いますか?
凡人、秀才、天才。
いろんなタイプの人がいると思います。
自分をどう思うかは人それぞれ。
ちなみに凡人、秀才、天才に関する本の
レビューの記事もありますので興味ある方はこちらもどうぞ🙂
職場で悩む凡人に光を。書評:天才を殺す凡人 著・北野 唯我
しかしもし
今の自分が「報われてない」と思うなら。
たぶん、アナタは凡人です。
ちなみに僕は自分を凡人だと思っています。
最初から苦労せずできたことなんて一つもない。
人の倍くらいやってやっと人並み。
できないこともたくさんある。
(ちなみに僕は鉄棒の逆上がりが今でもできません。笑)
自分は凡人。
凡人なら
凡人である自分を受け入れる。
つまり、秀才でも天才でもない、「できない人」なのだからできるようになる努力をする。
小さなことをバカにせず、しっかりやる。
- 挨拶はしっかりする。
- 提案の前に練習する。
- 人から言われたことはメモをとる。
- 最低限のビジネスマナーを身につける。
- メールや電話の連絡、返事はなるべく早く。
そしてそれを継続する。
凡人はそういう小さなことの
地道な積み重ねで強くなるしか無い。
だって、凡人ですから。
秀才のように、1を聞けば10のことがわかることもなく。
天才のように、0から1を生み出すようなこともできない。
ここで
すぎみかさんのエピソードを紹介しますね。
すぎみかさんより:
わたし、過去営業やっていたことあるんですけど、お客さん先に行くとき、本当に本当に不安だった。
インターホンが怖くて押せない。押す指が震える。
気が重くて、お客さんの家の周りを行ったり来たりして変な目で見られたこともある。
ホットペッパーの編集長に着任したときも
「本当に自分で良いのか?」
「メンバーはついてきてくれるのか?」
と強い不安にかられ、近所の神社に一人で行ってどうしようと、立ち尽くしてたこともあるんです。
でも、その不安があったから
一つ一つの小さなことを積み重ねることができた、
やり続けられたと思う。
すぎみかさんのような方でも
こんな風に苦しんだり、不安に包まれたりしていたことがあったわけです。
そして、その経験があるから「凡人として」
小さいことを積み重ねて、今につながってる。
その先に今のすぎみかさんがある。
だから自分が秀才でもなく、天才でもない
凡人だと認めることが大事。
セミナーの中で
繰り返しお二人が言っていました。
「自分を過信してはいけない」
「心のどこかでちょっとでも慢心してないかに注意する」
逆に言えば、人間は自分を凡人だと心の底から受け入れるのって実は難しいことなんでしょうね。
でも、「自分の弱さ、醜さを受け入れること。それが本当の強さへの第一歩」
という言葉があるように、まずできない自分を受け入れること。
「自分はやればできる」
「本気出せば大丈夫」
「今日はたまたま調子が悪い」
と、どこかで思っていたら
たぶん変われない。
まず
できない、できていない自分にしっかり向き合いましょう。
アナタは
自分は凡人だ、とココロの底から認められていますか?
STEP4 期日を作る。できればリスクも取る。
仕事でもなんでも、締切(デッドライン)ってありますよね。
でも、誰にも指示を受けたわけではないことに締切って設定していますか?
例えば先程のように○○歳までに年収○○円とか。
なんとなく
思っていても、期日まで設定していないことってありませんか?
さらにその目的、誰かに宣言したことはありますか?
締切が無い目的は達成されない。
「いつかやるは一生やらない」
「締切が無い仕事は趣味でしかない」
締切(デッドライン)があるからいつまでに何をやるかの逆算ができる。
さらに、締切(デッドライン)だけでなく、リスクも取るともっと良い。
例えば、「2ヶ月後に10Kg体重を落とすためにトレーニングジムに20万円支払う」
というリスク。
こうするとなんとか元を取ろうと自然とあれこれ考え始めると思います。
という具合ですね。
余談ですが、チャンコさんは
パーソナルトレーニングジムも運営されております。
https://twitter.com/Hirosooooon?s=17
さらに、追加で例を出すと、
「2ヶ月後に10Kg体重を落とすためにトレーニングジムに20万円支払う。
達成できたら2万円分の美味しいものを食べる。欲しい物を買う。」
という”アメ”も用意するとなお効果的。
…人間て単純ですね。笑
でも、効果があるのなら
利用しない手は無い。
これで達成できたらOK.
達成できなかった時は、原因を分析できるネタになる。
- 期日が非現実的だった?
- リスクがリスクと呼べないほど小さかった?
- アメが少なかった?
それぞれの設定値を次回は変えてみる。
結果を比べる。
これを繰り返す。
そうすれば自分が達成できるパターンが分かってくる。
デッドライン(期日)を設定することで
「報われるまで」の
道のりと、進捗状況が計測できるようになる、ということです。
さて、アナタの頑張り、期日(デッドライン)はありますか?
■セミナーに参加してみた印象、感想
セミナーに参加してみた感想
セミナーはこれら4つのステップについて、順番に、チャンコさん、すぎみかさん二人の実体験を交えつつ、色んな角度で
具体例をだしながら進みました。
全体で約1時間30分ほど。
セミナーの最初、「夢を諦める人、諦めない人って何が違いますかね?」
「転職するのに年齢制限ってあると思いますか?」
というような雑談のような対話から始まり、
「おや、これはどんな感じの流れで進むのかな?
頑張ってる人の話はどうなるのかな?」
と思っていましたが、中盤くらいから全部話がつながってきて、後半は一気に
「報われてない人ができてないこと、やっていないこと」
「報われる状態になるためにやること」
と、主題をいろんな角度から、どんどん突き詰める話が展開され、
「あーここで全部つながってくるわけか!
いつの間にか主題の真ん中にいる!」
と、思ってザワリとしました😀
ここでもう一度
ポイントを振り返っておきましょう。
STEP1:
頑張る→努力にする
STEP2:
目的が本当に必要性を感じているか判断
STEP3:
自分を凡人と認識して、努力の量を正しく設定できているか。
STEP4:
目的のデッドラインを決める。
(できればさらにリスクも取る or 先行投資する)
今がんばっていて、報われていないのなら
この4つのSTEP、見直してみませんか?
セミナーの雰囲気はけっこう砕けた感じで聞きやすい
セミナーの雰囲気はチャンコさんは過去のエピソードで例を出し、すぎみかさんはご自身のダイエットの話(!)も交え、もはやショートコントのような
やり取りもあり、笑が起きてました。
ついでに参加者からの
ツッコミも入るという、なかなかに楽しげな雰囲気でした。
参加したみなさんも
一度はすでに別のセミナーなどで
お二人にお会いしたことがある人も
多かったようです。
それだけ、「また会いたい!話が聞きたい!」
と思わせる魅力があるのでしょうね。
そう言ってる僕も
すぎみかさんとお会いするのは2回目でしたし。笑
チャンコさんとはTwitter上で交流がありましたが、今回ようやくお会いできました😀
■参加してみないとわからないセミナーの価値
ここまで記事を読んで
次回があれば参加しようと思った方も
いるかもしれませんし、逆に
セミナー参加ってハードル高い。
お金もかかるし、時間もかかる。
この記事でも内容だいたいわかったから、まあ良いや。
そう思った人、お待ち下さい。笑
次回がもしあればやはり実際に足を運んで
参加することをオススメします。
それは、なぜか?
別のすぎみかさんのセミナーの記事で書きましたが、僕はセミナーに参加して得られることって、書籍や動画で得られるものとはハラオチ具合が一段か二段くらい違うと思っています。
いつも気にしていなかったことが気になるようになる。
期日設定や目的。
どういう状態が自分にとって幸せか。
自分にとって報われている状態とはなにか。
翌日でもアタマに残ってる。
「まずは自己分析からやろう。一人では難しいから誰かに相談してみようか」
「いまやりたいこと、やってみたいこと。仮でも良いから期日を設定しよう」
「これは自分の目的にあっていない。やらない。断る。」
とか。
書籍や動画だけでは、なかなかアタマに残らないことがセミナーだと残ってることって多いです。
やはり
実際に五感をフル活用して
インプットしているからなんでしょうね。
頑張っているのに報われない人。
そういう人がそのまま同じことやっていても、報われないままでしょう。
まして家でじっとしていても
誰かが助けに来てくれるわけでもないです。笑
アタマとココロとカラダのアップデートをするなら
セミナーのインパクトは大きいと思いますよ🙂
まとめ:頑張っているのに報われない人たちへ
頑張っているのに報われない人。
僕も全然
他人事じゃないです。
なぜなら、僕も
- 特に明確な目的がなく
- 眼の前のことばかりを一生懸命やり
- 周囲の人から良いように使われ
- 一人だけ残業してる日が多く
- 成果も出せず、評価もされていない
まさにそういう人だからです。
自分の目的が無いから、何でもかんでも引き受けてしまう。
周りは「あいつは便利なやつだ」と思ってさらにいろいろ頼んでくる。
でも
勘違いしてはいけないのは、
この状況をつくっているのは
他でもなく、僕自身なんですよね。
目的なく流されるから自然とそうなる。
周りもそう扱う。
自分の目的のために行動するのではなく、目の前のことだけに振り回され続けてしまう。
ここで、質問。
「じゃあ、目的ってどうやって決めれば良いのかな?」
肝心の”目的”はどう決める?それは”過去のアナタ”が知っている。
これもセミナー終盤で話がありました。
チャンコさん&すぎみかさん
目的を決めるときに注意することがあって、目的というのは「これをやりたい」
という未来の話ではない。
「こうありたい、という状態」
「こうだったら自分は幸せ、という状態」
その在りたい姿を明確にイメージする。
そして、それは未来ではなく、過去の自分が知っている。
人間て幼少期の頃に大まかに考え方や価値観とかってだいたい固まってる。
子供の頃にどういう状態だったら幸せだったか、何をやっているときが楽しかったか。
それが叶っている状態になること、それが目的になる。
だから目的を考えるときには自己分析が大事になります。
だから、自己分析がしっかりできている人って、悩まない。
自分がどういう人で、どうすれば幸せな状態かを知っているから。
とのこと。
ちょっと意外だったのが、「過去の自分」
なんですよね。
僕も
「やりたいことができること」って報われている状態の一つでは、と思っていましたが、それはちょっと違ってました。
違ってた、というよりは考えてみれば「これやりたい!」と思うことって、「なんでやりたいのか?」
まで掘り下げればそれはつまり
過去の自分と向き合うことになりますよね。
なるほど、と。
報われていない人が報われるために
というわけで、セミナー:がんばっているのに報われない人へ
参加の感想でした。
セミナーって僕にとってはホントにアタマ(知識)とココロ(マインドセット)とカラダ(行動)の
アップデートにつながってるなーと思います。
そういえば、セミナーでも触れられていましたが、
自己啓発本とか、ビジネス書など、同じような内容の本を何冊も買っていませんか?
それ、つまり身についていなからまた買っちゃうんですよ。
うわー耳が痛い。笑
もしセミナー参加とかがハードル高ければ、まずはお二人のTwitterアカウントをフォローすることから始めても良いのではないでしょうか。
すぎみかさん
https://twitter.com/sugiyama117?s=17
チャンコさん
https://twitter.com/izulnakata?s=17
4つのSTEPをもう一度
読み返して、目的決めて、期日を決めて。
行動を変えて、自分をアップデートして、報われる人生を目指しましょう🙂