神田昌典「非常識な成功法則」真の成功になりたいならまず●●になれ!

書評:非常識な成功法則 著・神田昌典/成功したいなら自分のリミッターを外そう!
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さてさて、アナタはこんなことを思ったことはないですか?

  • お金持ちになりたい
  • ステキな女性(または男性)と結婚したい
  • 仕事で良いポジションを得たい
  • 事業を立ち上げて成功したい
  • 大きな夢はないけど家族と平穏に暮らしたい

もちろん僕はあります。笑

というか最後のなんかはほとんどの人がそう思ってるかもしれませんね🙂

そんなアナタにオススメの本をご紹介。
「非常識な成功法則 著・神田昌典」
本のタイトル、目を引きますね。

成功するために何か非常識なウラ技みたいなのがあるのかな?
という感じで。

この本ではそんな「成功」に至るための
法則についてを書き記した本です。

成功に至る法則。

「…うわ、うさんくさい…。大丈夫?」

と思った人。
はい、その気持ちわかります😅

ここだけ読むとめっちゃ
うさんくさく見えるかもしれませんね。

でも実際読んでみた感想としては

タイトル通り、かなり非常識。
だけど成功へ最短ルートってこういうことか…

と思いました。面白かったです。

この本は

成功したいけどまず何から始めれば良いかわからない
世の中の成功している人たちがどんな風に考えているか知りたい
そもそも自分がどうなったら成功なのかもわからない…

そんな人達に「成功への道を進んでみよう!」
というヒントを与えてくれる本でした。

もくじはこちら!

成功者になるために大切なこと

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まず、本書を内容を要約します。

この本に書いてあることは

  1. 本当にやりたくないことを見極めよ!
  2. 成功へのイメージを常にアタマの片隅に置け!
  3. 具体的な行動に移す。でも思いきらなくて良い!

ということだと僕は読み取りました。

本の全体の章立ては下記の通り。

序章 成功は「悪の感情」から始まる
第1の習慣:やりたくないことを見つける
第2の習慣:自分にかける催眠術
第3の習慣:自分に都合のいい肩書きを持つ
第4の習慣:非常識的情報獲得術
第5の習慣:殿様バッタのセールス
第6の習慣:お金を溺愛する
第7の習慣:決断は、思い切らない
第8の習慣:成功のダークサイドを知る

全体を通して、難しい理屈はありません。

文章自体も読みやすく、かなり砕けた文体です。

ともすれば「居酒屋で知り合いに話しかけられてる」
ような印象すらありました。笑

ざっくばらんに話が進むと思いきや、唐突にチクリとするような、ハッとするような。
そんな言葉が散りばめられています。

  1. 本当にやりたくないことを見極めよ!
  2. 成功へのイメージを常にアタマの片隅に置け!
  3. 具体的な行動に移す。でも思いきらなくて良い!

一つずつ、これらについて見ていきましょう。

ポイント1:本当に「やりたくないこと」を見極めよ

まずポイントの1つ目。
本書では冒頭で、

「やりたいことより先に、やりたくないことを書きなさい!」

と言われます。
なぜか?

それはやりたいことと、やりたくないことの優先度や、本当にやりたいことを見極めるために重要だからです。

例えばとある工務店さんのお話。

「リフォームの仕事をしたくない!」と従業員が言っていた。
しかしよくよく話を聞いてみると、「リフォームの仕事そのものではなく、顧客にペコペコ頭を下げて営業するのがイヤ」
なだけだった。

その後で
「じゃあ、ペコペコする営業を辞めて、違う営業の仕方で仕事をとってこよう!」
となるわけです。

だから「やりたくないこと」が先。
でないと本当に進むべき道を見誤る。

もし
やりたくないことを洗い出さず、やりたいことを先に考えたら
「なんとなく今のリフォームの仕事イヤだから、新築の仕事を新しく始めよう!」
という結論になっていた可能性がある。

新築の仕事を始めても、

結局また頭を下げる営業しなきゃいけなくなったら、また同じことになるわけです。

だから「やりたくないこと」を書くのが先。

まず、「やりたくないことを書き出す」
次に「やりたいことを書き出す」

でも、大人だから…
仕事だし…

とか、そんな「◯◯すべき」を一旦捨てて。

自分に無意識にかけているリミッターを外し、実は「本当はやりたくない!」と思っていることをゼロベースで考えてみましょう。

ポイント2:「成功へのイメージ」を常にアタマの片隅に置け!

ポイント2:「成功へのイメージ」を常にアタマの片隅に置け!
ポイント2:「成功へのイメージ」を常にアタマの片隅に置け!

次にポイント2つ目。
「成功へのイメージ」を常にアタマの片隅に置け!

成功したいのなら、成功者に近づき、成功者になりきろう、ということです。

具体的に何をするかというと、成功している人に近づこう、というのは他でも
聞いたことがあるかもしれませんね。

成功者に近づくと成功者のマインドに影響を受けて行動が変わったりすることもある。
更に成功者は成功者と仲が良いことも多く、チャンスが巡ってくる数が増える。

という感じ。

さらに、本書内で
ちょっとユニークな提案。

「成功者のポジティブトークをテープで聞きまくる」

…今、

は?なんじゃそりゃ

と思った人いませんか?笑

でもね。
僕はこれ
バカにできないと思っています。

親や兄弟と同じ。
四六時中、顔を合わせ、話を聞いていれば影響を受ける。

アナタも知らない間に両親や友人、恋人など
身近な人の口グセをつい自分も使ってしまったことって無いですか?

人間は聞いた言葉を自然と身につける
人間は聞いた言葉を自然と身につける

それと同じ。

僕は最近、ニコニコ動画や、Youtubeで
アニメ以外にビジネスやメンタルケアに関する動画を見たり、音だけで聞いたりすることがあるのですが、「あ、影響を受けているな」
という実感があります。

職場で、以前は気になったり、腹立たしく思ったりしていることが気にならなくなったり。
逆に「あー、これってあの動画で言っていたあれか…!」
みたいな気づきがあったり。

音楽聞くよりも
成功している人の話を毎日聞き続けたほうが精神的にも影響を受けると思います。

もう一つ。
自分で自分に何か
カッコイイ肩書をつけちゃう。

例えば営業マンなら
「○○のスペシャルセールスマン」
技術者なら
「○○のスーパーエンジニア」
みたいに。

僕の場合なら「何でも記事にできるスーパーブロガー!」とか。
…すみません、調子に乗りました…。

それはさておき。

という具合に、自分に対してテンションが上がるような
肩書を付ける。

するとどうなるか。

「立ち振舞いもそれっぽくなってくる。行動が変わってくる」

最初は気後れするかもしれませんが慣れてくると、心まで変わってくる。

何でもそうですが、自分で自分が「できない」と思ってたら、そりゃできないでしょう。
少なくとも自分は「できる!」と思うこと。
まずそれが大事です。

という具合に、

自分の精神、マインドを成功者に近づける。
そして成功者に近づけ続けること

成功者のイメージを常にアタマの片隅に置く。
具体的なアクションとしては

成功者の言葉を紙に書いていつも持ち歩く。
成功者の言葉を録音してスマホに入れて移動中に聞く。

それが2つ目のポイントです。

ちなみにですが、僕は過去、とあるセミナーに東京まで新幹線に乗って参加したのですが、まさに多大な影響を受けるきっかけになりました。

ポイント3:具体的な行動に移す。ただし「思い切らなくて良い」

「具体的な行動に移す。ただし思い切らなくて良い」

最後の3つ目。
具体的な行動に移す。ただし思い切らなくて良い。

これはどういうことか。

いかに準備しても、動かなかったから、何も変わりませんね。

逆に言えば行動すれば変わります。

ところで、行動するために大切なこと。
「S.M.A.R.T」って聞いたことありますか?

例えばこんな具合です。

S(Specific)具体的である。(年収アップ)
M(Measurable)計測ができる。(一〇〇〇万円)
A(Agreedupon)同意している。(この年収は、たしかに必要だ)
R(Realistic)現実的である。(そのぐらいは達成可能な数字だ)
T(Timely)期日が明確。(来年四月三〇日までに)

非常識な成功法則 著・神田昌典より

これを基準に動く。
ポイントの1つ目
やりたくないこと、やりたいことの整理がしっかり出来ていれば、これはすぐ出せるのでは無いでしょうか。

どんなに夢に描いても、具体的な行動に移さなければ
実現はされません。

当たり前ですね。

そして、目標をなんとなく決めても
ずるずるやらなかったり、そもそも、目標自体が突拍子もなさすぎたり。

そういうことがないように実現可能な目標を実現されるべくして実現する。

「S.M.A.R.T」で実現可能な目標を
実現されるべくして実現する。
「S.M.A.R.T」で実現可能な目標を実現されるべくして実現する。

そのためのフレームワーク(手法、手順)が「S.M.A.R.T」です。

なんとなくの目標を立てたことはあっても、「目標の立て方」って意外としらなかったりしますよね。

僕もそうでした。
決めた目標を実行に移す。
大事です。

もう一つ。
「ただし思い切らなくて良い。」
これはどういうことか?

一気に変えるのって難しいですよね。
ライフスタイルや考え方。
生活の習慣、行動。

何かを新しく始めると、今までやっていた何かが疎かになる。

人間の心理として、手に入るものより、失うものの方を大きく見積もってしまう修正があるとか。

だから今までの生活を壊すようなことって躊躇する。

または、一気に何かをやると燃え尽きてパタッとやらなくなったり。

そこで。
バランスを取りながら進める。

将来良い面将来悪い面
現在良い面現在悪い面

これをそれぞれ整理して、良いものを残しつつ、悪いところを回避して進める。

挑戦をただのギャンブルにしない。
ギャンブルやるなら
遊びの範囲でやった方が良いでしょうからね。

この本の面白いところは成功者になるために熱っぽく語っているかと思えば、実際の行動については
氷のように冷静だったりする。

ハートは熱く、でもアタマはクールに。

成功者というものはまさにそんな立ち振舞いなのかもしれませんね。

成功したければ、最初の動機は何でも良い

僕はこの本を読んだ時、「わかる…!わかるぞ…!」と、どこかの
天空の城を探す
大佐のような感じになりました。笑

この本で僕が最も感銘を受けたのは次のくだり。

成功者の人は最初から聖人君子だったわけではない。
「成功した後で」聖人君子になるのだ。

と言い切っています。

例えば、成功者の人が言う言葉に違和感を感じたことってありませんか?

「人に役に立つことをしていればお金は後からついてくる」
「お金がすべてじゃない」

成功者の方がよく言っている言葉ですよね。
でも、彼らは成功した後だから
この言葉を言えるのです。

アナタの身近に同じような言葉を言って、でも成功してない人っていませんか?

…もしかしたら
アナタ自身がそうなっていたりしませんか?

成功者が耳障りの良い
キレイごとのような言葉を言えるのは”すでに成功しているから”です。

キレイごとは成功者が言うから響く。

成功者ではない人が言っても、響かない。

だってホントは自分も成功者になりたいはずなのに成功してないから。

例えば成功してる人ってハングリー精神がものすごく強い人が多いと思いませんか?

  • 家が貧しかった
  • 子供の頃にいじめられた
  • 両親が離婚して親戚の家を転々とした
大きな成功を収めた人は過去に苦しい状況だった人が多い
大きな成功を収めた人は過去に苦しい状況だった人が多い

そういう
ある種のハンディキャップをバネにしてジャンプして成功した人。

苦しい状況でも
それを支えにして苦境を乗り切って成功を勝ち取った人。

苦難を乗り越えてでも、欲しい物がある。
”渇望”と言っても良いかもしれませんね。

成功者の中には、そういう強烈な欲求が最初にあった人って多いと思います。

でも、そのまま
欲望に飲み込まれてしまった人はどこかで転落する。

飲み込まれず、「自分は成功した。次は世の中や人々のために何かできないか?」
と思った人がさらに次の成功のステージへ進める。

この順序なのです。
本書内にわかりやすく図が書かれていました。

最初の動機は「悪」であっても良い、とすら本書の序章で言い切っています。

それくらい、「先に成功すること」ために大きなエネルギーが必要になるのでしょうね。

つまり
真の成功者になりたければ、まず成金でも良いから成功しろ!

ということです。

成功してる?成功したい?今の自分を振り返ってみる。

成功してる?成功したい?今の自分を振り返ってみる。

成功してる?成功したい?今の自分を振り返ってみる。[/caption]

ここまで読んでも胡散臭い…
と思う人もいるかもしれませんね。

こればかりは仕方ないと思います。
でも、ちょっと考えてみてほしい。

例えば、僕は今の自分を顧みた時、

僕は今、欲しい物は手に入っているか?
やりたいことをやれているか?
成功してると言えるか?

それを思った時、全部「No」だったんですよね。

じゃあ、どうだったら良いか?

欲しい物をどうしても手に入れたいか?
やりたいことをやりたいか?
成功したいか?

…YES!

記事の最初の章で書いたように、自分で自分にリミッターをかけていた。

成功したいと思っているはずなのに、「成功しなくても、まあ良いや」と自分を枠をはめて、行動しない言い訳にしていた。

それに気づけたのはこの本でした。

これは自分ひとりで
悶々と考えても
たどり着けない発見です。

まとめ:成功者になるために頭と心のリミッターを外せ!

■ まとめ:成功者になるためにリミッターを外そう!

僕が特にこんな風に自分で自分にリミッターを強くかけてしまうことにはなんとなく心当たりがあります。

詳しくは僕のプロフィールページをご一読いただければ幸いです🙂
運営者プロフィール

10代の頃。
親の仕事の都合で転校し、周囲に馴染めず、内にこもっていた時期がありました。

この時、僕はすごく良くないことにこう思ってました。

うまくやれないのは全部自分が悪い。
あれも失敗した、これもうまくいかなかった。
なんて自分はダメなんだ…

今なら声を大にして言えます。

「今すぐその思考をやめるんだ!」

こうやって、自分で自分にダメ出しし続けることって精神にダメージを与えるのです。

失敗一つをムダに増幅させ、どんどん自分で自分をできない人へ追い込んでしまう。

良いこと一つもない。

失敗したときにやることは、次にどうするかの対策を考えること。
それだけでOK.

原因の分析や
対策を考えるわけでもない、ただの自虐的な思考を無目的に堂々巡りしてるだけでは、本当に意味がない。

僕はそれを毎晩のようにやってしまっていた…。

「僕は、できない人。ダメな人なんだ…」

成功を阻むリミッターを自分に強くかけてしまったように思います。

アナタもそんな風に、過去の経験や失敗に囚われて、自分で自分にリミッターをかけていることはありませんか?

もしそうなら、そのリミッターをまずは外してしまいましょう!

そして、成功へ向けて行動を開始しましょう!

…で、最初にやることは?

「紙にやりたくないことを書き出す」
でしたね。

その次に「やりたいことを書き出す」
です。

まずは、ちょっとずつ。

「やってみようかな…」
そう思ったなら、ぜひ本書を手にとって読んで見てください。

僕のこの記事よりも
直接読めばもっと伝わると思います。

何しろ、実際に成功した
本人の言葉ですからね

というわけで
「書評:非常識な成功法則 著・神田昌典/成功したいなら自分のリミッターを外そう!」

そんな人の背中をドン!と押してくれる。
さらに一歩踏み出せた後は、「これをやり続けてみてくれ!」

とアナタを成功まで
後押ししてくれる一冊です🙂

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成功したいアナタにオススメな記事はコチラ!

成功したい気持ちが強いのに、現状を打開できずに毎日、悶々としているそこのアナタ。

そもそも、アナタに取って成功ってどんな状態なら
成功と言えるんでしょうか?

成功したい、と言ってもその成功がどんな状態か、自分がどうなっていれば成功なのか
分かっていなければ成功のしようが無いですよね。

そんなアナタにオススメなのが価値観マップを作ること。

価値観マップとはアナタの成功した姿、すなわちアナタに取ってのゴールを見つけるための地図。

時間もかかるし、アタマも使うし疲れるしで、大変ですが、作る価値はあります。

僕も実際に価値観マップを作ってみたので興味があればぜひ
記事を読んでみてください

さらに、世界の成功している企業や、成功者が何を優先しているかの記事も書いてみたので、こちらも併せて読んでもらえると嬉しいです👍

書評:非常識な成功法則 著・神田昌典/成功したいなら自分のリミッターを外そう!

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この記事を書いた人

愛知県在住のアラフォー男。独身。
30代後半で仕事にも人生にも行き詰まり、何かできることはないかと思ってブログを始める。

3年でやっと100記事達成の超マイペース。

読んだ本、買ったガジェット、行った旅行先、その他お仕事で壁にあたったときの経験を記事にしています。
1記事、1文章でもアナタのココロに響けば嬉しい(^^)

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