今日のお題は営業と恋愛には共通点がいっぱい!
【書評】営業に恋してる/著・杉山美香
です。
アナタは
営業の仕事をどう進めれば良いかわからない…
営業の仕事のポイントがわからない…
営業の仕事をしているけどイマイチ成果がでない…
ということで
悩んだことはありませんか?
今回紹介する本、
を読むともしかしたら
その悩みが解消されるかもしれません。
営業職の人でも、それ以外の
技術職や、事務の人でも
参考にできるところはたくさんあると思いますよ🙂
■営業と恋愛で気をつけることは同じ!
この本を一言で言えば営業で気をつけることは恋愛と同じ!
ということです。
”商品を売ること”と”好きな人とお付き合いすること”
…一緒なことなんてある?
と思うかもしれませんが、一緒のこと、結構あります。
本書を読めばそれがわかるでしょう。
僕が印象に残ったのはこの3つ。
第一印象は大事
話をするならテクニックも大切
クロージングの勘所
ではでは、内容を見ていきましょうー🙂
■営業と恋愛は同じ。具体的に気をつけることは?
内容を進める前に、著者である杉山美香さんについてちょっとご紹介しましょう。
すぎみか💎杉山美香 (@sugiyama117)さん / Twitter
ホットペッパー初の
女性編集長ということからも分かる通り、ビジネスパーソンとして多く実績がある方です。
書籍にも記載ありますが、飛び込み営業4万件、とのこと。すごいですね。
しかもやがては契約率90%以上を達成とか。
きっと営業の酸いも甘いも
経験されたのではと思います。
それでは改めて本書のポイントについて紹介していきますね。
第一印象は大事
人との出会いで第一印象は重要です。
人は出会ったときの印象を後々まで引きずる傾向があるとか。
メラビアンの法則というものを聞いたことはありますでしょうか。
「視覚情報が55%」
「聴覚情報が38%」
「言語情報が7%」
メラビアンの法則 – Wikipedia
人は情報を読み取るとき、話す内容よりも
見た目の情報の方が50%を超えているのですね。
また、最初に合ったとき、「なんか感じ悪いな…」
と感じた人ってその後親切にしてもらったとしても、
「でも、最初に会ったとき感じ悪かったしなあ…」
と、なんとなく最初に感じた印象を引きずることって無いでしょうか。
それだけ最初に会ったときの印象って大事のようです。
- 服装、髪型
- 目線
- 話し方
- ビジネスマナー
第一印象が悪かったら
そもそも話も
聞いてもらえません。
まず入口のドアを開けてもらうためにも
第一印象はしっかり押さえておきましょう。
話をするならテクニックも大切
営業でも、恋愛でも
話をしたければテクニックもやっぱり重要です。
会って話をするとして、自分の好き勝手話すだけで
好かれることは少ないと思います。
営業でも恋愛でも
モテる人はきちんと押さえるところは押さえています。
本書内の例の一部を紹介しますね。
<メールの書き方>
ひと目でテンプレートだとわかるような文面を送っていませんか?
または自分のことだけ書いたようなメールを送ったりしていませんか?
「相手が興味を持ってくれそうな内容」
「この人なら会ってみるか、と思われるような内容」
そういう文面にすることが重要です。
<相手が話しやすい質問の仕方>
質問は重要です。
会話はキャッチボール。
一方通行では壁打ち。では上手な質問とは?
二者択一法:
「Aにしますか?Bにしますか?」の二択で質問。
クローズド・クエスチョン:
「○○を知っていますか?〇〇をお持ちですか?」などのYes/Noで回答できる質問。
オープン・クエスチョン:
「○○についてはどうしますか?どう思いますか?」など、相手に自由に考えてもらう質問。
意識的に使うことで
自分側で話の流れを組み立てることもできるのではないでしょうか。
<話す順序>
例えばですが、恋愛でも付き合い始めて
初めての食事で、
いきなり料理の値段について
話をされたときってどう思いますか?
…ちょっと引きますよね。
営業でも同じ。
最初からいくらです、
という話をすると、
商品の価値よりも金額に
フォーカスがあたってしまう。
「高いかな?安いかな?」
というだけの話は
お互い楽しい話にはなりにくいでしょう。
ここで上げたポイントはほんの一部です。
その他にもいろいろポイントは書籍の中でたくさん紹介されていますが詳しいところはぜひ書籍の方で
ご覧くださいね。
クロージングの勘所
いざ契約となったとき、忘れてはいけない勘所があります。
それは「お客様の沈黙を恐れない」
こと。
契約寸前のお客様というのはあれこれじっくり考えています。
「〇〇円だからウチの今年の予算的にはまあ問題ないか…」
「契約するにあたって注意することはあれとあれと…」
「出費になるけど絶対必要な投資だし…」
僕も
モノを買うときや何か出費をする直前っていろいろ考えます。
きっとアナタも
そうではないでしょうか?
お客様も同じです。
あれこれ考えています。
そんなときに「あーでもない、こーでもない」
みたいな話をされると
「…なんか焦ってるのか?」
「…なんか後ろめたいことでもあるのか?」
と不安や疑問を抱かせることになります。
ここはこちらもじっくり沈黙。
本書ではこれを
「クロージングの”黄金の沈黙”」
と言っています。
良い表現ですね🙂
慣れてないとき、お客様の前で沈黙するのが難しいのはわかります。
でも、ここはガマンのしどころ。
ジャンプするための
助走だと思いましょう。
■僕の経験から。
僕は制作や事務系の仕事ばかりで、営業職だったことは無いのですが、行きがかり上、営業的な仕事をしたことはあります。
特に「契約してもらいたい!」
と思って提案したわけではなかったのですが、無事にご契約を頂けました。
(金額は150万円くらいの契約でした)
その際のことを振り返ると思い当たることがいろいろありました。
- お客様の問題や要望を聞く
- 回答となる自社商材を提案してみる
- 相手にとって必要であることを説明する
- 契約締結と締結した後でも冷静に
これらは満たしていたと思います。
たぶん、がっついてなかったがために、自分が思った以上に自然体だったのでしょうね。
服装、ビジネスマナー、話し方などは自分としては一応注意していますが、実際のところはわかりません…😅
まあ契約いただいたので
そこはマイナスではなかったと思いたい。笑
まとめ:営業でも、恋愛でも気をつけるところは同じ!
まとめ:営業でも、恋愛でも気をつけるところは同じ!
今回の本を読むことで、僕はどちらかというと、営業についてというより、むしろ
恋愛する上で足りないところがわかりました😅
「付き合ってください。まあでも、私と付き合ってくれたとして、いいことがあるかはよくわかんないですねー。とりあえず試してみてもらえませんか」
こんなアプローチに魅力を感じると思う?
グサッ!🔪
あいたたた…。これは痛い。笑
僕がモテないのはこーゆーところですねー😅
とにかく自分に自信がない。
マイナスを埋めることはできても、プラスになる提案ができない。
これは確かに営業の場面でも
言えることでしょうね。
やらなくても良いことなら
やりませんよね。
お金かかるなら、なおさらのことです。
これ以外にも
恋愛の視点から営業職の勘所についてたくさん書かれています。
僕がこの記事で紹介したのはほんの一部。
もしアナタが、
営業の仕事をどう進めれば良いかわからない人
営業の仕事がつまらないと思っている人
営業の仕事をやろうかどうか迷っている人
こんなことに困っているようなら、ぜひ本書をお手にとって見てはいかがでしょうか。
あ、恋愛に行き詰まっている人も
いろいろ参考になると思いますよ😀