- アラフォー男が疲れた心で北海道へ旅行へ行ってどう癒やされたのか
- 北海道を男一人で旅行するときのオススメスポット
- 仕事と人生に行き詰まったアラフォーが北海道で得られたもの
今日の記事はアラフォー男のひとり旅シリーズです。
人生に行き詰まっちゃった人にオススメしたい北海道一人旅。
仕事もプライベートもうまくいかない。人生楽しくない…
このまま今の生活を続けていても先がない。頭の中ぐちゃぐちゃ…
毎日モヤモヤすることばかりでうんざり。思いっきり気分転換したい!
そんなお悩みがあるそこのアナタ。
旅に出ましょう。
雄大な北の大地、北海道へ!
数年前になりますが、北海道へ旅行へ行ってきました。
僕が北海道へ旅行したきっかけは、仕事もプライベートも行き詰まりを感じていて、「もう、どこか遠くへ行ってしまいたい…」
と、なかば現実逃避に近い旅行でした。
しかし、僕はそこで思わぬ気づきを得たのです。
今は新型コロナウィルスの影響で
北海道旅行がちょっと難しい状況になっています。
旅行を検討されている方は、どうか慎重に判断してくださいね。
この災禍が収束したら僕もまた行きたいなぁ
北海道旅行のルートと立ち寄った名所をざっくり紹介
まずは大まかな旅行の日程をご紹介。
特に珍しい場所は行っていないと思いますが(天人峡はちょっと珍しいかな?)
初めての北海道だったので十分楽しめました。
1日目:セントレア→新千歳空港→札幌市
1日目は朝5時に起きて自宅から、中部国際空港セントレアへ。
勢いに任せて航空チケットも宿泊先も決めましたので
かなり強行日程。
チケットや宿の手配は近畿日本ツーリストさんで相談したのですが急な相談にもかかわらず
丁寧に対応いただきました。
次からはもっと余裕を持って相談いたします…。
飛行機で約1時間半、新千歳空港に到着。
1日目は札幌市街を楽しみました。
出発が朝早めだったので
昼前には札幌市に入ってましたね。
初日は残念ながらあいにくの雨で、札幌の大通公園のテレビ塔も行きましたが曇っていたためあまり眺め良くなかったです。
とはいえ、雨の北海道もまたオツなもの。
その日の夜は大通公園近くの宿に1泊。
大浴場があったのでそこに決めました♨
大浴場があるホテルは良いですよ
2日目:札幌市からレンタカーで美瑛・天人峡まで
翌朝からレンタカーで移動。
僕はペーパードライバーなので
長距離のクルマの運転は緊張しました。
とにかく安全運転を心がけて運転。
札幌から向かうのは美瑛方面、青の池。
雨が降る青の池もなかなか
雰囲気出て良かったです。もののけ姫的な。笑
美瑛あたりで軽く食事をとったり、公園でちょっと休憩したり。
美瑛を一通り散策した後は、2日目の宿、天人峡へ。
この天人峡というところが美瑛からは車で30分~40分程度のところなのですが、車を走らせた印象だと、
「道路は整備されてるけど、何もない山道。ホントにこの道で大丈夫なのか?」
と、ちょっと不安になるくらい、コンビニどころか家も何もない
山道をずっと走り続ける道でした。
幸い、カーナビ先輩は正しく、宿まで案内してくれました。笑
この天人峡というところがまた味のある場所だったんです。
古き良き温泉地というか。
宿のそばに羽衣の滝という場所があり、そこの滝の迫力が圧巻でした。
知らずに行ったのですが、北海道で2番目の落差の滝らしいです。
僕が泊まった宿は川沿いに建っており、露天風呂に入ると川のせせらぎを聞きながら
お風呂に入れるのです
ホントにサイコーでした。
風呂は良い。そして露天風呂はもっと良い♨
僕が利用したのが平日だったため
宿泊する人も比較的少なめで
露天風呂に入っているのは僕くらい。
ほぼ貸し切り。
真っ暗な夜。
星空の下。
一人で露天風呂に浸かる。
聞こえるのは川の音だけ。
前日からの雨で川は増水気味で
わりと迫力ありましたが、むしろその強めに水が流れる音が僕にはなんだか心地よかった。
川の音とか、たき火が燃える音って人の心を落ち着かせる働きがあるんですよね。
ごうごうと流れる川の音を聞きながら
夜の露天風呂でゆっくりとお風呂につかった時間は心が落ち着く、静かで豊かな時間でした。
「こんな静かな心持ちになるのって、どれくらいぶりだったっけ…」
と、しみじみと。
長時間のドライブもあり、その日の夜はぐっすりとよく眠れましたし、なんだか心がちょっと軽くなった気がしました。
3日目:天人峡→富良野→新千歳空港
早くも3日目。
最終日です。
天人峡を出て、富良野に立ち寄り、新千歳空港へ向かいます。
天人峡から富良野まで再び車に乗りドライブ。
富良野で富田ファームと言うところに立ち寄りました。
この富田ファームと言うところが一休みするには非常に良いスポットでした。
北海道のラベンダー畑「ファーム富田」オフィシャルサイト
https://www.farm-tomita.co.jp/
後で知ったのですが富良野の観光スポットとしては有名なようですね。
飲食店もあり、お土産店もあり、どのお店も比較的新しくオシャレ、ラベンダー畑もキレイ、ついでに駐車場も広め。
なんとなく良さそうだから、と立ち寄ったのですが、個人的に大当たりでした!
食事も散策も買い物も、楽しく過ごせたので富良野行く方は富田ファーム行くことをお勧めいたします!
富田ファームで僕は3時間くらいブラブラしてました。
ラベンダー畑を散策し、ちょっと疲れたらカフェで休憩。
居心地がとても良くて、長時間いてもゆっくり過ごせました。
昼過ぎになり、飛行機の時間を考えて富良野を出発。
新千歳空港まで高速を走ります。
富良野からは2時間半くらいのドライブ。
この旅の最後のドライブです。
ちょっとさみしい。
特に事故もなく、無事に新千歳空港に到着。
長らく旅を供にしたレンタカーともお別れ。
ありがとう、ハリアーくん!
レンタカーを借りる際、ハリアーを指定したわけでは無かったのですが、お店の都合で「出せるのがコレ(ハリアー)しかなくて」とのことでハリアーになりました。
しかしこれが良かった。
パワーもあるし、走行も安定しているし、社内も広めで快適。
ついでに車線維持アシスト機能なんかもあり、高速道路では本当に助かりました。
旅行中は最高に頼れる相棒で、返却のときに寂しく感じるくらい愛着がわいたくらい
北海道の旅ではとにかくドライブの時間が多く、車を走らせてどこに何時くらいに到着するのかには注意して移動していました。
iPadやiPhoneで距離を調べ、プラス1時間か1時間半位を見てましたね。
そして今回大活躍だったのは車に搭載のカーナビ先輩でした
iPadやiPhoneでナビを使うと、電池の消耗がめちゃくちゃ激しく、長時間のドライブには向かないので注意です。
特に北海道のように長距離ドライブになりやすい土地は。
スマートフォンはいざというときの連絡手段や情報検索でも使いますからね。
飛行機の時間まで、新千歳空港でゆっくりして、名古屋へ。
初めての北海道一人旅は大満足の一言です
ちょっと詰め込んだ感はありましたが、最高に楽しめました
初めての北海道旅行で気をつけること
その1:北海道へ初めて行くなら夏をオススメ!
僕が行ったのは8月。
さすがに雪は無かったので、レンタカーでの移動で困ることはありませんでした。
北海道は広い。
電車での移動もアリですが、効率を考えるとやはり
レンタカーがオススメです。
で、レンタカーで移動するなら当然雪がない方が良い。
なので、夏。オススメです。
その2:街と街の間は意外と遠い!
街と街の間の距離は距離があります。
札幌から美瑛とかは2時間半くらいあったかな?
なので食事や買い物、トイレは立ち寄れた街やサービスエリアでこまめに済ませた方が良いでしょうね。
あと長時間のドライブになるので、降りたときはストレッチなどして、足腰の疲れをほぐしたり、適度に休憩とった方が良い。
体調崩したり、まして事故が起きたりしては楽しい旅が台無しになってしまいますからね。
その3:夏でも雨が降れば意外と寒い!
8月だったのでさすがに上着は要らないだろうと思ってましたが、それが甘かったです。
天気が雨だったこともあって普通に寒かった。
ビックリでした…。
初日の札幌市で
「寒い!これはダメだ!」と思って、羽織れる上着を買いました。
なので8月でも脱ぎ着しやすい上着は一着持って行った方が良いです。
ところで、北海道旅行で得たものってなに?
さて、アラフォー男が北海道へ一人旅に行って、結局、何を得たのか?というと。
カンタンに言えば、「自分の心の奥底の本心を見つけた」
こと。
2泊3日、誰にもジャマされず、自分の思うまま、気ままに北海道の地を巡って。
自分の心が、本当は何を求めていて、何を求めていないのか。
それに気づけました。
逆に言えばそれまでは気づけていませんでした。
気づけていなかった、というより、
見ないように、考えないようにしていた気がします。
北海道の雄大な大地が、フタをしていた心を解きほぐす
北海道の観光地を気ままに歩いたり、レンタカーで高速を走っていたり、露天風呂に浸かってゆっくりして。
不思議と自分の心のモヤモヤしたものが解きほぐされて言語化できたんですよね。
「あ、そうか、僕は本当はこう思っていたんだ」と。
- 勤め先の仕事も、会社の方針も、ホントは全部キライ。
- もっと自分がやりたいことを仕事にしたい
- 仕事もプライベートも、楽しくありたい。そんな人生にしたいし、できるはず
ということに。
文章にしてみると、子供じみた言葉に見えますが、僕にはすごくシックリきました。
”ハラオチした”というか。
探していた言葉はコレだった、というか。
とにかく
「コレだ、コレを自分は見失っていた」
という気持ちでした。
自分の心を取り戻したような。
僕はずっと本心にフタをして、見て見ぬふりしていたんです。
やりたくないのに、「仕事だからやらなきゃ」とか。
キライな人なのに、「社会人としてうまく接するべきだ」とか。
ぜんぶ自分の心を偽っていた。
それも何年も。
気づくことができたのは、紛れもなく、この北海道旅行でした。
北海道旅行に行ったきっかけ
当時の僕は勤め先の会社の方針や
上司からの指示など、イヤなことがあっても
「まあ、これも勉強だよね」
と言い聞かせて、本当はやりたくない仕事も引き受け、トラブルの対応なんかも
頑張って取り組んでいました。
しかし、そんな風に自分の心にウソをついていると、いずれ全部自分にしっぺ返しが来るんですよね。
- 会社行くのが憂鬱…
- 仕事をしていても集中力が続かない…
- 当然、結果も出ない…
そんな状態に陥っていて、さらにそれでも
「いや、自分の努力が足りないだけだ!頑張らねば!」
と自分に言い聞かせたところで、空回りするばかり。
詰めが甘かったり。ミスも起きたり。
悪循環。
で、ついに本当に「やっぱもうダメ、とにかく会社に行きたくない!休みがほしい!」
と思って有給休暇を使って少し長めにお休みをとりました。
そこで向かったのが北海道だったのです。
行く先を北海道に決めたのはなんとなく、
- 北海道は一度は行ってみたいと思っていた
- なるべく遠いところが良いな
- 飛行機に乗りたい
くらいの曖昧な理由でした。
実際に北海道旅行をしてみて思ったこと
北海道を選んだ理由はささいなものでしたが、僕にとっては大当たりでした。
観光地らしい観光地よりも
自然そのままの景色が多かったのも
良かったと思います。
北海道も都市部は本州でも見かける風景が多いですが、いったん、街を離れると景色や風景がどこか日本ではないような雰囲気があって、「やっぱ北海道へ来たんだなあ」
という思いを強く感じました。
そして広いので、その景色が長く続く。
イヤでもそれまでの日常から離れられる。
そういえば新千歳空港のすぐ近くで、キツネがいたんですよ!
「おわー!キツネだ!すげー!」
と車の中で一人で大騒ぎ。笑
写真を撮れなかったのがツライ。
一人旅の欠点ですね。
北海道の高速道路を車で運転していると、地平線が見えます。
本州ではどうしても遠目に山や街が目に入りますが、そこはさすが北海道。
平野部を走っていれば見えるんですよ、地平線が。
これは実際に行ってみて実感してほしいところ。
言葉だけでは全然伝わらない気がします。
「自然が豊かだな、きれいだな」
と言葉にするより。
なんとなく眺めているだけで、その場所にいるだけで、自分の心が解きほぐされるような感覚
になると思います。
「どこか懐かしい感じ」というか、「なんとなく心地よくなる」というか。
仕事に家事に忙しく
毎日を過ごしている人は、特にそう感じるのでないかなと。
データも証明する、北海道旅行の高い満足度
北海道が魅力的なのはデータも示しています。
北海道庁 経済部観光局の統計データですが、北海道へ旅行した人は総じて満足度高めのようです。
リピーター率も高く、満足度も7割、8割の人が満足、といったところ。
【観光統計】~北海道の観光統計、観光統計ポータルサイト~ – 経済部観光局観光振興課
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kkd/kankoutoukei_updated.html観光客動態・満足度調査報告書 – 経済部観光局観光振興課
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kkd/H28doutai_home.html経済部観光局観光振興課
https://www.pref.hokkaido.lg.jp
特に本州などの北海道の外からの旅行者の満足度が高め。
やっぱりほかの土地にない魅力があるんでしょうね。
まとめ:人生に行き詰まってるのなら一人で北海道へ行ってみよう!
というわけで
北海道旅行記でした。
実を言えば、僕はこの北海道旅行へ行って、
- 「僕は今、キライなことばかりやっている」
- 「このままじゃいけない。何か動こう!」
- 「僕が好きなこと、僕ができることって何だ!?考えよう!」
と決意して、その手始めにこのブログ「もさくのーと。」を開設しました。
もともと自分は手を動かすことは結構好きだったし、しかもずっと仕事はWeb関連。
Webの仕事に就いたのも
Webが好きだったから。
じゃあ、「Webで自分ができることって何だろ?あ、ブログやってみるか!」
と思って北海道旅行から帰ってきて、2週間後に開設しました。
早いものであれから2年ちょっと。
記事もいつの間にか大分溜まってきました。
今ではTwitterで知り合った方が「わかりやすい、読みやすいね」などと言ってくださる方もいて、とてもうれしく思います
あの北海道旅行がなかったら、僕は今でも前の職場で
ヘロヘロのフラフラになって仕事をしていたでしょうね。
北海道は僕を救ってくれた土地と言っても
過言ではありません。
北の大地には人を本心に向き合わせて、未来へと突き動かす力があるのかも…しれないですよ
というわけで、
- 仕事もプライベートもうまくいかない。人生楽しくない…
- このまま今の生活を続けていても先がない。頭の中ぐちゃぐちゃ…
- 毎日モヤモヤすることばかりでうんざり。思いっきり気分転換したい!
そんな風にお悩みの方。
新型コロナウィルスの災禍が収まったら、ぜひ北海道へ一人旅をしてみてはいかがでしょう?
アナタの人生を変えるきっかけが見つかるかも
疲れた心を癒やしに旅に出たいアナタへオススメな記事
その他にも僕が疲れた心を癒やしに旅行に行った思い出を記事にしてあります。
興味があればぜひ読んでみてください。
旅行行くのも良いですが、お家でゆっくりじっくり自分と向き合ってみるのなら
価値観マップというものを作ってみるのも良いですよ。
きっとアナタの人生の羅針盤、道しるべになってくれるはず!