アナタは
- 仕事が楽しいと思うことは、しょせん幻想
- 働くことが楽しいなんていうのはウソで強がってるだけ
- 楽しく仕事してるなんて人はごく一部の才能に恵まれた人だけ
という風に思っていませんか?
または周りの人にそんな風に言われてないですか?
それ、思い込みです。
仕事を楽しいと思えるようになるのは不可能ではない。
少なくとも仕事が楽しいと思っている人はアナタが思っているよりもたくさんいる。
そしてアナタもきっかけさえあれば仕事を楽しいと思える職場に巡り合う可能性は十分にある。
今日の記事はそんな内容です
・仕事を楽しいと思えるのは誰にも可能
・楽しく働くために考えるべきこと、やるべきこと
アナタが「仕事を楽しい」と思える条件はどんな条件?
仕事が楽しいと思うためにはまず
アナタに取って「何が楽しいと思えるかの条件」を洗い出して、「その条件に見合った職場を探す」こと。
「それが難しいんじゃん!」と思ったかもしれませんが、アナタは、「何が楽しいと思えるかの条件」って紙に書いて洗い出したこと、ありますか?5分くらいでぱぱっと書いて終わらせてませんか?
ホントにそれ、そこに書いてあることだけで、楽しく仕事できそうですか?
一口に「仕事が楽しい」と言っても、曖昧。
まずはアナタにとって、楽しく働く状態というのはどういう条件なのか。
それを「これでもか!」と具体的にする必要があります。
人によって色々違うと思いますので、一概に言えなので、僕の実体験を元にお話してみます。
一つでも共通点があったら
アナタもそこから広げてみてくださいね。
まず、僕の場合は仕事を楽しいと思えるには、条件は複数、しかもそのバランスが重要だということ。
仕事の内容だけでなく、会社や職場の体制、文化など
職場の環境や実際に仕事をする状況に左右されることが非常に大きい、ということが分かった。
ちなみに僕が仕事を楽しいと思ってた時期の状況を整理するとこんな感じ。
- 仕事の内容が自分がやりたいこと
- 人間関係が良かった
- 仕事の難易度が自分のレベルと見合っている
- 仕事のやり方が自分の性格と合っている
- 給料が納得できる金額だった
一つずつ見ていきましょう
その1:仕事の内容が自分がやりたいこと
まず、僕は「学生時代からWeb関連の仕事に付きたい!」と思っていたので
それが叶ってWeb制作の仕事に就けたのは本当に嬉しかった。
どんな小さな仕事でも
まったく不満はありませんでした。
HTMLコーディングでもFlashでも、サーバー構築でもWebプログラミングでも。
何やっても楽しかったです。
何しろあんまり楽しくて、とある案件の制作で自分から泊まり込んで
仕事したこともあります。
しかも残業手当も出ないのに。
今思えばバカなことしましたね。
でもそれでも
「これで帰るのならキリがいいとこまでやりたい!」
という気持ちが止まらないくらい仕事が楽しかったのです。
「やることが自分の興味があること」
もっというと、
「お金を払ってでもやってみたい!」
「寝る時間、食事の時間がもったいないくらいやってみたい!」
そう思えるかどうか。
楽しく仕事ができるかどうかの
重要なポイントの一つです。
その2:人間関係が良かった
これはもう必須ですね。
- ミスをしたら人間性を否定されるような叱責を受ける
- 毎日の稼働の一挙手一投足にまであれこれととやかく言われる
- 数字が達成してないと事細かに詰められる
- チーム内に信頼関係が無い。他の人の足を引っ張るようなことばかり
- 質問しても答えてもらえない
これでは楽しく働くなんて夢のまた夢ですよね。
過去に僕が勤めた職場ではこれと真逆。
- ミスをしても「大丈夫です、次は一緒にやって確認しましょう!」と声をかけてもらえる
- 稼働の進捗は要所で進捗確認するのみ。基本的に任せてもらえる
- 数字が達成していない場合は対策を一緒に考える場を作る
- チーム内に信頼関係があり、話しやすい雰囲気がある
- 質問すると丁寧に答えてもらえる
「甘い」と思う人もいるかもしれませんが、そもそも、「厳しい状況でなければ成長できない」と思うことこそ、僕は幻想だと思っている。
進捗管理や未達成時の対策は打つ必要はあるでしょう。
でも、それって相手に恐怖を感じさせたり、萎縮させるほど問い詰めるような必要ってホントにあるのでしょうか。
僕は無いと思います。
なぜなら
それで結果を出している会社を僕は知っているから。
つまり、不可能ではない。
起きた問題の対策について一緒に考えてもらえたり
一人で解決できないことをチームで解決しようとする雰囲気があったり。
チームメンバーそれぞれが話しかけやすい雰囲気を持っていたりするとその職場はとても居心地の良い場所になる。
仮に仕事の内容にそれほど興味がない職場であっても
居心地の良い職場なら楽しく働ける可能性は大きいと思います。
その3:仕事の難易度が自分のレベルと見合っている
いくら好きな仕事や
職場の人間関係が良くても
自分が対応できる範囲を大きく超えたような仕事や
その逆に、あまりにカンタン過ぎて退屈に感じるレベルの仕事だとモチベーションが維持しにくいですよね。
その時の自分のレベルに見合った難易度の仕事だとやりがいや楽しさを感じやすいと思います。
RPGに例えればパーティのレベルが50くらいなら、52、53くらいのレベルの敵、レベル99のパーティなら隠しボスのような強敵。
レベル99のパーティがゲーム開始直後の街周辺の敵を倒してもつまらない。
ゲーム開始直後のレベル10以下の段階でラストダンジョンに挑んでも歯が立たない。
どっちになってもクソゲー確定です。
仕事も同じ。
背伸びして届くくらいのレベルの難易度がちょうどよい。
その4:仕事のやり方が自分の性格と合っている
仕事をするときにやりやすいやり方って人それぞれ。
- 色んな場所へ行って人に会うのが好きな人。
- 一人で静かに黙々と作業するのが好きな人。
- みんなで集まってにぎやかに仕事するのが好きな人。
ちなみに僕はみんなでワイワイ仕事をするよりも
一人で黙々とする作業をする時間が好きです。
というより、一人で黙々と作業する時間がないとむしろストレスが溜まります。
複数の人に指示を出して進捗管理するような管理職のような仕事は正直あまり好きではありませんでした。
むしろ一人で黙々と作業して、コンテンツ制作やコーディングなどのじっくり取り組む仕事はどんなにやっても飽きなかったし、楽しかった。
自分から徹夜したり、会社に泊まり込んだこともありますが、全く苦にならずむしろその仕事自体が楽しくてしょうがなかったくらい。
ここからわかることは、
給料がいいとか
仕事の内容がやりたいことだとか、仕事のやり方が自分の特性に合っていることも重要だということ。
ただ、我ながらやっかいなのは、「完全に一人」でやる仕事は流石にちょっとさみしい。
割合的には8:2か7:3くらいの割合で、誰かとは接点を持ちたい、と思ってるのが僕という人間です。
我ながら面倒くさい性格です。
難しいですね。笑
その5:給料が納得できる金額だった
興味のある仕事→OK
人間関係→OK
仕事の難易度→OK
仕事のやり方→OK
ここまでOKでも最後の、そして最重要ポイント、それは「お給料」。
これまでの4つを満たしても、賃金が自分が納得できる金額がもらえなかったら、やはり楽しいとは思いにくい。
僕の話で言えば、20代のころの僕の年収は300万円を切っていたと思います。
これはまあ会社が悪いとか、僕の努力が足りなかった、とか
細かいことは色々ありますが仕方ない状況ではありました。
勤め先の会社自体の設立したてで、規模も個人事業者に毛が生えた程度の
零細企業でしたし。
ただ、僕は仕事をした分はもらいたかったので
不満感は拭えず、後に退職して転職しました。
転職した先では何とか
日本人の同年代のサラリーマンの平均年収くらいに並ぶくらいまで
お給料がもらえるようになりましたが、その会社では今度は負担が大きすぎて、「もっともらわないと割に合わない…」
という不満がありました。
贅沢なもんです。笑
でも、僕はこの
「働きに応じて給料が欲しいと思う気持ち」
はごく普通の感情だと思っています。
お金というものはいくら稼ぐかではなく、「何にどう使うか」で真価を発揮するモノ。
遊びに浪費するのか。
身近な人にプレゼントを贈るのか。
見聞を広めるために本を買ったり、旅行に行ったり。
何にどう使うかで
人生の満足度が上下に大きく変わります。
そのすべての原資になるお金が生活費にすべて消えるくらいの金額しかもらえないなら
何のために生きてるかわからない。
自分の努力、実績が足りないだけなら、まだ工夫のしようもある。
でもあれこれと努力や創意工夫をして結果を出しても、増えない。
または結果を出しにくい環境にある。
例えば事務などの間接部門の人。
書類管理を工夫したり、人員配置を工夫したりしても
目立った成果って上げにくいと思います。
営業さんだって、チームで達成した場合とか、メンバー全員が一人も何の不満もない評価をするってホントにできるでしょうか?
賃金とは残酷なまでの会社からアナタに下される
通知表です。
「思ったより少ないなぁ…」と思えば必ずモヤモヤがたまります。
そして下手すると他の問題よりも
賃金の問題はクリティカルになりやすい。
賃金も楽しく働くためには重要な要素なのです。
以上、僕が仕事を楽しいと思える
5つのポイントでした。
これらの5つが全て100点満点になることは多分ない。
結婚相手やマンションの物件探しと同じです。
なので重要なのはこの5つのバランスです。
どれかが低すぎてもダメ、高すぎてもダメ。
給料だって、自分の実力や成果と見合わないくらい多くもらう場合、精神のバランスを崩す危険性が高いです。
(破滅する宝くじの高額当選者と同じ心理)
ただ、逆に言えば、この5つのバランスが取れる職場があれば、それは自分にとって理想の職場になるはず。
じゃあ、この5つのバランスを取れそうな会社ってどんな会社だろうか?
それを探せば良い。
ただ闇雲に探すのではなく、何らかの方針があれば迷ったり悩む時間が減ります。
これは以前の記事、
価値観マップについての記事で詳しく書いたのでそちらをご覧くださいね!
「楽しく仕事がしたい!」と思ったきっかけと、それが確信に変わったきっかけ
僕が20年ほど働いてきた経験で得られた結論として、仕事を楽しいと感じるための5つのポイントを出してみました。
「楽しく仕事がしたい!」と思ったきっかけ
例えば僕が最初に勤め始めた
接客業のアルバイトの職場は人間関係も良好、時給も高めだったのですが仕事の内容が僕にはあまり合っている仕事ではありませんでした。
僕はもともと作り手の傾向が強いようで
人と接する仕事がちょっと苦手でした。
2社目で初めて制作の仕事に就いたのですがその時は仕事の内容はまさに自分がやりたかったWebの制作の仕事で
とにかく毎日制作の作業するのが楽しくてしょうがなかった。
しかしこの職場は、労力の割には給料が安すぎてやはり楽しく働けたとは言い難かったです。
仕事の内容自体は大変楽しいものですが毎月の給与明細見るたびに何とも言えない気持ちになっていました。笑
3社目は給料は平均的で良かったのですが仕事の難易度人間関係があまり良くなく
やはり楽しく働けたとは言えなかった。
文句ばかり言っているように聞こえるかもしれませんがこれには理由があるのです。
というのも、僕は仕事に関しては学生の頃から、
「絶対、楽しく働ける会社で仕事をする!」
「好きな仕事、やりたい仕事をする!」
「その上でちゃんと稼ぐ!」
という決意があったから。
多分、父親を見てそう思うようになったのでしょう。
僕の父は、仕事から返ってくると1年のうち、350日くらいは機嫌が悪かったので。
はっきりと言葉にはしませんでしたが、言葉の端々から上司や同僚と気が合わない人がいたり、ストレスから蕁麻疹を起こしながら出勤していたので、大変だったのは今ならわかります。
しかし幼い僕はそんな父親を見て、
- 「あんな風に仕事をしたくない」
- 「楽しく働いている人もいるはず」
- 「父親みたいな社会人には絶対ならない」
と幼い頃から積み重なった思いがあった。
だって、仕事が楽しければ人生って最高じゃないですか?
人間誰しも生活の糧を得るため仕事をしなければならない。
不労所得だけで食べてる人ばっかりではない。
世の中の9割以上の人がなんかの仕事はしているはずです。
僕がどうしても受け入れられないのは、
「辛くて苦しいことをガマンすることが仕事」という固定観念と、他者にまでそれを押し付けること。
そして社会に出て思ったのは、そういう人は僕が思っていたより意外と多かった。
でもそれは間違っている。
なぜなら僕は楽しく働いている人を知っているからです。
そしてそれは特別な能力があるからじゃない。
ただ
「探し求めたか」「最初から諦めているか」の違い。
僕はそう思っています。
そして、そう確信する人との出会いがあったのです。
楽しく仕事をしている人は実際にいるという確信
楽しく仕事をしている人は実際にいます。
まずは僕自身が20代の頃にそういう経験ができたから。
そして追加でもう2人。
一人は前職のお客さん。
とある製造業の代表者の方。
仮にA社長としましょう。
技術者出身で経営者でもあるA社長。
御年は70歳を超えていましたがハツラツとしていて、毎日就寝は深夜の午前1時か2時くらい。
そして起床は7時くらいというお元気さ。
「社長スゴイですね!お仕事好きなんですか?」と尋ねると「いやあ、楽しくて眠れないんだよ。つい夜中まで色々仕事しちゃって」
と言ってました。
僕はこの社長さんを見て、それまでの自分の考え、すなわち
「楽しく仕事をすることは幻想ではない」
という考え方を改めて強めました。
A社長はこうも言ってました。
「みんな独立なり転職なり、色々動けば良いのにね。楽しい仕事なんて探せばあるから。本気で探してないだけだと思うよ」
耳に痛いお言葉です。
3人目は過去、東京までセミナーを受けに行った
杉山みかさん(すぎみかさん:https://twitter.com/sugiyama117?s=20)
僕は前職で行き詰まっていたころ、Twitterで相互フォローになっていたすぎみかさんが東京でセミナーをやるとのツイートを見かけ、「参加してみよう!」となぜか突然思い立ち、名古屋から東京までセミナー参加に行きました。
その時の様子はこちら
セミナーの内容は「塗装業に特化した営業セミナー」
Webの仕事には直接関係はないと言えばないのですが、「広告、宣伝、マーケティング」という観点から言うと全く無関係でもない。
物は試しと参加してみたところ、講師のすぎみかさんも、参加されていたセミナー受講者の皆さんも、僕がそれまで出会った誰よりもみんな、イキイキとしていた。
「私たちは自分の仕事が好きだ!」
「まだまだこれからも伸びていくぞ!」
そう心から思っている表情をしていたのです。
言葉にしなくても伝わってくるくらいでした。
僕はセミナーの帰り道、
「すぎみかさんも、参加したみなさんも、みんな自分の人生を自ら選んで生きている。自分はどうだろう…?」
となんともいえない感情が湧き上がってきて、
「自分も彼らのように自分の人生を生きたい!」
と素直に思えたのです。
ちょっと場の雰囲気にアテられた、と言えるかもしれませんが。
ただ、あのセミナーに行ってなければ、僕は今でも前の職場で
憂鬱な気持ちで地下鉄に揺られて出勤し、帰宅したらしたで
「また明日会社か。イヤだなぁ…。行きたくないなぁ…」
と思いながら
ちっとも眠れない夜を過ごしていたことでしょう。
楽しく働いている人はいます。
もしそんな人は知らないと言うなら、それはアナタがまだ出会ってないだけです。
幻想では無いとしても、楽しく仕事できる場所はカンタンには見つからない
自分が楽しく働ける仕事、会社を探すことって、たぶん多くの人は一度は考えたことがあると思います。
でも、きっとこう考えたのでないでしょうか?
- でもそんな会社があるはずないし…
- そんな良い会社探すのも大変だし…
- とりあえず今の生活をなんとかしないといけないし
そう思ってしまう気持ちはよくわかります。
僕も自分が自分らしく働ける会社を探し求め、しかし結局なかなか見つからず
やむなくその場しのぎの就職や転職したこともあります。
それでも、一つ伝えたいことは「探すことを諦めることだけは諦めるな!」
ということ
僕は昔から心に刻むように思っていることがあります。
「無いと思っていたら絶対見つからない。有ると思って探せば見つかる」
職場、物件、友人。
実際見つけてきました。
今僕がお世話になっている勤め先なんかも
探し求めてたまたま見つけた会社で、在籍している社員の人達の雰囲気がすごく良い。
馴れ合っているわけでもなく、ギスギスしてるわけでもない。
程よい緊張感。
これは結局あると思って粘り強く探した結果だと思っています。
カクテルパーティー効果と言う脳の心理的作用を知っていますか?
カクテルパーティーのような大勢の人がたくさん集まり
ワイワイガヤガヤと騒がしい中でも
特定の人だけはつい目で追っかけてしまったり、特定のワードだけは聞こえてきたりすること。
アナタもこんなことありませんでしたか?
- 教室で休み時間の騒がしい中でも自分が気になる異性の名前だけは耳に届く。
- または職場で気になる同僚や上司の名前が耳に入ってきて聞き耳を立ててしまう。
- SNS で自分が気になるトピックのニュースだけはつい見てしまう。
- 英会話に興味を持ち始めたら町中の英会話教室の看板やテレビCM似対目が向く。
これがカクテルパーティー効果です。
人間は一度関心を持ったものに関してはアンテナが一段高くなる。
つまり。
「アナタが楽しく仕事ができる会社は世の中には無い」
と思っている内は、絶対に見つけられません。
まずその心の目隠しを外しましょう。
楽しい仕事探しなんて「甘え」では?→そんなことはないのです
- 「仕事が楽しくない…。どうしたら楽しく働けるだろう?」
- 「働くことは苦しいこと?そんなのイヤだな…何とかしたいな」
そう思っている人がインターネットで検索すると出てくるのは
「考え方や捉え方を変えよう!」
「取り組み方を変えよう!」
など、自助努力を促す記事がよくヒットすると思います。
確かにこれは一理あります。
試して見る価値はある。
ただし、自助努力だけでは
限界もあることをお忘れなく。
なぜなら僕がそうだったので。
僕もある時期、会社へ行くのが辛くなった時期がありました。
仕事の内容も自分に合っておらず、上司からも理解されず、会社の方針にも共感できなくなっていた。
会社へ行くのが毎日ツラかったので、Web検索して得られた対策、まずは自分側を変える努力をしてみました。
- タスク管理術、時間管理術など仕事のやり方を工夫して楽しくなるようにする
- 週に一度運動をする
- 習い事をはじめて会社以外のコミュニティを作る
始めてすぐは確かにちょっと解消されました。
しかし、どれを試しても
3ヶ月もしないうちにそれを超えるトラブルや新しい仕事が増えたりしてせっかく工夫してもパァになる。
何度かそういうことがあり、「よし、これはもう俺の努力だけでは無理だ!ギブアップ!」
という結論を出しました。笑
結局の所、会社全体の雰囲気や方針が自分とあっていない以上、何をどう工夫してもまた別の問題が起きるだけなんですよね。
潮の流れと一緒で、人間一人だけで頑張っても流されてしまう。
僕の力不足だ、と言われればそれまでですが、じゃあ、「その潮の流れに必死で逆らって、乗り越えたら楽園があるのか?」と言ったら、たぶん次の地獄が待ってるだけ。
だったら、「住んでいる海域そのものを変えたほうが良くない?」
と思ったわけです。
蓮の花は砂漠では生きられない。
サボテンは水辺では生きられない。
ペンギンは空は飛べない。
人間には仕事を選ぶ
自由意思と行動が許されているはず。
自分にあった場所を探して移動することは何らおかしなことではありません。
働くことが楽しいと思っている割合
実際に「働くことが楽しいと思っている割合 」はどれくらいだろう?
と思って調べてみました。
【社会人1000人の本音】働くのは楽しい?働く意味・理由は?
就職ジャーナル https://journal.rikunabi.com/p/advice/30610.html
元のグラフは年代別のデータもあるので
詳しく知りたい人は引用元のページを見てほしい。
と言っても、どの年代もあまり変わらないようです。
働くことを「楽しい、まあ楽しい」と思っている人を合算すると47.8%、つまり5割くらいの人が働くことを楽しいと感じている、というデータ。
ただし僕はこの
「まあ楽しい」と思っている34.7%の人について、
「本音を言えばあんまり楽しくないけど、あえて言うほど辛くもないから」
というレベルの「まあ楽しい」なのではないかと疑っています。
よっぽどじゃなければアンケートに正直に書かないのではないかと思うのです。
誰だって認めたくないですよね。
「今の勤め先の仕事が楽しくない」なんて。
人間は現状を肯定したがる心理が働く生き物です。
なので、僕はこの「まあ楽しい」の人たちは実は「あんまり楽しくない」か
「どちらでもない」の予備軍だと見ています。
まとめ:楽しいと思える仕事探し、職場探しを諦めるな!
というわけで
「楽しく働くことは幻想なのか?
いや幻想ではないよ!探そうぜ!」
という記事でした
僕がこの記事を書こうと思ったのは
仕事に対して辛くて苦しいのを我慢することが当たり前。
仕事で楽しく働けるなんてことは幻想だと思ってきた人があまりに多いく、またそれを他人にまで強要する人がどうも目について気になったからです。
仕事についてどう在りたいか?なんて本人が決めることであって、上司、同僚があれこれと口を出すものではない。
僕は今アラフォーですが特に僕の上の年代たちはそうやって苦労や我慢を重ねて会社でのポジションを勝ち取った人が多いからなのかもしれません。
しかし、ソレは間違いです。
「そう言われたから従った」
「考えるのを放棄した」
「探すのを諦めた」
ただそれだけの人たち。
時代のせいにはできないですよ。
さっきお話したA社長は70代です。
僕らよりもはるか上の世代。
結局、「探す人は探すし、探さない人は探さない」。
特にこれから先の日本は人口が減っていくに伴って需要も減っていく
「右肩下がりの経済」になるという予想。
少ないパイの取り合いになる競争になる
漁場から魚が減ってる状況では、物量だけでは勝てない。
ならば知恵を絞ること。
30年、20年くらい前はいかにして24時間365日漁業に出て魚を釣る方法を実行することが成功への近道だったかもしれません。
これからは、いかに自分が楽しく、自分のペースで釣りを長い時間やり続けられるかを考えるべき時代。
もしその仕事が楽しい作業だったら
24時間や365日、苦労や我慢をしなくても
人生そのものの満足度は大きく上げられるのではないでしょうか?
働くことを苦しいことや
我慢することだと思い込むのは僕は非常に不幸だと思います。
僕は決して才能のある人間でも
能力の高い人間ではない。
凡人の中の凡人です。笑
有名大学を出たわけでもない。
特別な能力を持ってるわけでもない。
できるようになったことは努力して勉強したことだけ。
だから今でも勉強は続けています。
僕も含めて多くの人が特別な人ではない。
しかし特別ではない誰かであったとしても
楽しく働けるかどうかはまた別の問題。
日本に中小企業が何社あるか、あなたはご存知でしょうか?
約380万社あります。
380社ではありません380万社です。
多くの会社は特にCMや広告を打ってないので
僕もアナタも知らない会社がたくさんある。
名前を聞いたことが有る会社なんて、会社全体の1%にも満たないでしょう。
300万社ぐらいはまだ見たことも聞いたこともない会社なのです。
探しましょう。
僕にとってもあんなにとってもきっと楽しく働ける職場はあるはず。
楽しく働くために具体的に何をすれば良いのか教えて!というアナタへ
やることはシンプルで2つです。
一つは自己分析。
もう一つは実際の転職活動です。
サラッと書きましたが、この二つはどっちも初めてやる人にとっては非常に大変な作業。
ゆっくり少しずつ始めてください。
いきなり一気に始めないように。
疲れて必ず燃え尽きます。
自己分析の方法については他の記事で書きましたのでこちらをご覧ください
転職活動についてはこちらの記事に書きましたので
ぜひ読んでみてくださいね
もしかしたら
この記事を読んだところで
行動を実際に起こす人はごくわずかのかもしれません。
それでも僕がこの記事を書いたことには意味がある。
「そうか。楽しく働くっていうのはアリなんだ」と思える人が一人でも増えてほしい。
この記事を読んだ人が一人でも多くそう思える人が増えたのならこれほど嬉しいことはありません😊。
ぜひ、アナタにとって「楽しく働ける職場」とはどんな職場で、「どこに会ってなんて会社か」を探してみてくださいね!